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原生的な自然 環境用語

作成日 | 2003.09.10  更新日 | 2009.10.14

原生的な自然

ゲンセイテキナシゼン   【英】Wilderness  

解説

人間の活動影響を受けていない自然の総称で、原生林や湿地、砂漠など多様な生態系が含まれる。現在では世界的にこれら原生的な自然は少なくなる一方であり、絶滅危惧種など生物多様性保全の上からも、将来世代へ残すことが重要である。

アメリカでは、1964年に原始地域法(Wilderness Act)が制定され、保全地域が設定された。日本では、自然環境保全法(1972)により原生自然環境保全地域などが指定されている。ユネスコの生物圏保存地域(Biosphere Reserve)では、原生的な自然をコア・エリア(core area)として指定することとしている。

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