一般財団法人環境イノベーション情報機構
作成日 | 2003.09.10 更新日 | 2009.10.14
草刈十字軍
クサカリジュウジグン 【英】Bush-cut Crusade
解説
植林地への除草剤空中散布が森林生態系に与える影響を危惧して、その対案として1974年、足立原貢氏が全国の学生に呼びかけて、富山県下の植林地で下草刈りを行ったのが始まりである。後にこのボランティア活動は、市民参加の森づくりとして国や地方公共団体の支援を受けて全国に拡大した。参加者は、合宿しながら下草刈りや笹刈り、除伐作業などの森林整備にあたる。最近では、世代を越えた交流の場、自己鍛錬や自己啓発の実践の場としての広がりが期待されている。