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ギフチョウ 環境用語

作成日 | 2003.09.10  更新日 | 2009.10.14

ギフチョウ

ギフチョウ  

解説

チョウ目アゲハチョウ科。成虫の羽を広げた大きさは5-6cm。黄色と黒のダンダラ模様が美しい。本州だけに分布する。北限は秋田県、西限は山口県。関東、東海から紀伊半島、山陽地方にかけては生息していない地域が多い。

主に落葉広葉樹からなる二次林に生息する、里山の代表的なチョウの一種。幼虫は林床のカンアオイ属とウスバサイシンを食草とする。成虫が発生するのは年に1回、早春に出現するため、「スプリング・エフェメラル(春の妖精)」と呼ばれ、美しい姿から多くの愛好者に親しまれている。一部の地域では生息地の開発とともに乱獲が問題になっている。環境省のレッドデータブックでは絶滅危惧II類(VU)とされている。

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