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ISO17298「組織のための生物多様性ガイドラインと要求事項」 環境用語

作成日 | 2026.07.23  更新日 | 2026.07.27

ISO17298「組織のための生物多様性ガイドラインと要求事項」

アイエスオウ17298 ソシキノタメノセイブツタヨウセイガイドライントヨウキュウジコウ   【英】ISO 17298: Biodiversity for organizations - Guidelines and Requirements  [同義]ISO 17298: 2025 "Biodiversity - Considering biodiversity in the strategy and operations of organizat 

解説

組織が自らの生物多様性への影響、依存関係、リスク、および機会を評価するための、実用的かつ拡張性のある枠組みを初めて提供する国際規格として、2025年10月にルワンダのキガリで開催された国際標準化機構(ISO)の年次総会で発表された。正式名は、「ISO17298:2025 生物多様性 ─組織の戦略及び事業における生物多様性の考慮─- 要求事項及び指針」という。

生物多様性が失われると、企業は運営コストの増加、サプライチェーンの混乱、規制や評判に関するリスクにも直面する。生物多様性への取り組みは、組織が事業運営を強化し、自然環境に配慮した資金調達にアクセスし、顧客、規制当局、社会との信頼関係を構築することを可能にする。

ISO 17298は、あらゆる種類や規模の組織が、自らが自然にどのように依存し、どのような影響を与えているかを理解し、生物多様性を保護・回復するための具体的な行動を起こすことを支援する実践的な枠組みを提供するもの。

これまでのISO 14001などのような環境配慮の宣言ではなく、戦略・事業運営・意思決定に生物多様性を組み込むための要求事項とガイドラインであり、生物多様性の保護と回復のために、組織が測定可能で説明責任のある行動をとるための重要なツールとして、「昆明・モントリオール世界生物多様性枠組み」の達成にも寄与するものと期待されている。(2026年5月作成)

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