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ロングトレイル 環境用語

作成日 | 2026.07.23  更新日 | 2026.07.27

ロングトレイル

ロングトレイル   【英】Long-distance trail  

解説

端的には「歩く旅」を楽しむために造られた道のことを言う。自動車、鉄道、航空機等の機械力による移動や旅が主流になった今日、それらへのアンチテーゼも含めてレクリエーション、健康づくり、自然体験などのために、あるいは地域の自然・歴史・文化により深く触れる旅を求めて、「歩く旅」が見直される気運がある。

1920年代に構想され100年以上の歴史を持つアパラチアン・トレイル(米国・総延長3,500km超)をはじめ、現在では南極大陸を除く全世界にロングトレイルが存在すると言われる。日本では、1970年に整備に着手された東海自然歩道から、北海道自然歩道(2025年現在整備中)まで総延長28,000kmに及ぶ長距離自然歩道が国・都道府県により整備されている。2000年代以降には、信越トレイル(延長110km、長野県飯山市)、高島トレイル(延長80km、滋賀県高島市)などをはじめ地域の民間団体や自治体が主導して整備されるトレイルが続々と整備されている。

トレイルを構成する道は、登山道、ハイキング道、自然探勝路から里山の古道や一部車道の利用まで様々である。全線踏破を目指す「スルーハイク」から、一部区間を楽しむ「セクションハイク」まで多様な利用形態が想定されている。

快適かつ安全なトレイルの利用・提供を持続的に行うための管理運営を含む「ロングトレイルシステム」の要件として、(1)長く1本に続いている道であること、(2)道の管理主体が明確であること、(3)道の状態を把握し、共有する仕組みがあること、(4)利用情報を提供できる仕組みがあること、(5)以上(3、4)を適切に実施するため地域を含んだ管理運営体制があること──が環境省によりとりまとめられている。(2026年3月作成

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