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気候変動枠組条約第12回締約国会議 環境用語

作成日 | 2007.05.10  更新日 | 2023.09.04

気候変動枠組条約第12回締約国会議

キコウヘンドウワクグミジョウヤクダイ12カイテイヤクコクカイギ   【英】The 12th Conference of the Parties to the United Nations Framework Convention on Climate Change  [略]COP12  [同義]COP12  国連気候変動枠組条約第12回締約国会議 

解説

2006年11月6日-17日にケニアのナイロビで開催された。併せて、京都議定書締約国会議(MOP2)も一体的に開催されたため、「COP12/COPMOP2」と称する場合もある。

今回の会議では、先進国側と途上国側の対立の末に、第一約束期間終了後の2013年以降における気候変動枠組について見直しがなされることが決定したほか、途上国のための優先事項・適応、クリーン開発メカニズム(CDM)が主な議題となった。気候変動枠組については、2008年に開催されるCOP/MOP3において見直されることが決定した。また、途上国気候変動へ適応するための具体的活動内容を示す「ナイロビ作業計画」が合意され、京都議定書のもとに運営される適応基金についての取り決めについても進展が見られた。クリーン開発メカニズムに関しては、炭素地中隔離技術を方法として認めるためのプロセスや、アフリカにおけるCDM実施の地域バランス向上措置などについて話し合われた。

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