一般財団法人環境イノベーション情報機構
作成日 | 2018.11.13 更新日 | 2018.11.14
エネルギーペイバックタイム
エネルギーペイバックタイム 【英】Energy Payback Time [略]EPT [同義]回収年数
解説
再生可能エネルギーの発電設備がどれだけ環境に負荷が少ないかということを図る指標の一つ。短いほど環境への負荷が少ない。発電設備・部品の原料採掘・運搬・建設・製造・運転・廃棄の全ライフサイクルで消費するエネルギーをどれだけの運転期間で作り出すかであらわすもの。EPTもしくはEPBTと略される。
枯渇性燃料を用いる発電方法(火力発電、原子力発電)では運転中の燃料を加えるとペイバックしないので、運転中の燃料を除外して計算することになるが、通常は再生可能エネルギー間の評価に用いられる。平均的なEPTが相対的に低いのは水力発電や風力発電で1年以下。太陽光発電はパネルの種類によって異なる。(2018年4月作成)
この解説に含まれる環境用語
この環境用語のカテゴリー
関連Webサイト
- [Q&A] 太陽光発電のEPT/EPRについて(産総研太陽光発電研究センター):https://unit.aist.go.jp/rcpv/ci/about_pv/supplement/Supplement_EPT.html