一般財団法人環境イノベーション情報機構
作成日 | 2003.09.12 更新日 | 2009.10.14
ガラスくず及び陶磁器くず
ガラスクズオヨビトウジキクズ 【英】Waste Glass and Ceramics
解説
産業廃棄物の区分名称であり、主として建物解体に伴って発生する窓ガラスくず、ガラス・陶磁器の製造工程で発生する不良品や廃棄くず、卸小売で発生する使用済みの容器などをいう。
ガラスくずには、板ガラスくず、ガラスびん、電極、蛍光灯、ガラス管、ブラウン管、グラスウール、ロックウール、ガラスブロックなどがあるが鉛ガラスを除き、陶磁器くずは、陶器くず、磁器くず、碍子くず、焼結材くず、フェライトくず、セラミックくず、素焼くず、耐火煉瓦くず、焼瓦くず、タイルくず、人造砥石、石こうボートなどである。
ガラスくずはカレットとして再生利用されるが、タイルブロック、超軽量骨材、アスファルト舗装用骨材などの用途も実用化されている。廃陶磁器くずのうち食器などの再生利用も2002年には始まった。回収した陶磁器を細かく砕き、さらに練り土に20%くらい混入して練り土とともに粉体化し、水を加えて練り上げたものを、成形して焼成する。
この解説に含まれる環境用語
この環境用語のカテゴリー
関連Webサイト
- 「廃棄物の処理及び清掃に関する法律施行令の一部を改正する政令(案)」に対する意見の募集について(平成13年7月25日環境省報道発表):http://www.env.go.jp/press/press.php3?serial=2757
- 一般廃棄物と産業廃棄物の区分:http://www.env.go.jp/council/03haiki/y034-03/mat02.pdf