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原子炉圧力容器 環境用語

作成日 | 2016.09.30  更新日 | 2021.01.02

原子炉圧力容器

ゲンシロアツリョクヨウキ   【英】Nuclear Reactor Pressure Vessel  [同義]圧力容器 

解説

核分裂のエネルギーを発生させるため、原子力発電所で使用する核燃料や減速材などの材料を収納する容器。

原子力発電所は、燃料となるウランの核分裂によって発生する熱を水蒸気に変えてタービンを回すことにより発電するが、その心臓部ともいえる装置である。

原子炉圧力容器には、高温・高圧に耐えるとともに、冷却材などと化学反応しない耐腐食性や中性子照射による脆性破壊の影響が少ないなどの特性が求められており、厚さ15-30-の鋼鉄が使用されることが多い。(2016年6月作成)

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原子炉圧力容器の断面図(出典:一般財団法人日本原子力文化財団「原子力・エネルギー図面集 第5章 原子力発電の安全性」)

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