一般財団法人環境イノベーション情報機構
作成日 | 2003.12.12 更新日 | 2009.10.14
核融合炉
カクユウゴウロ 【英】Nuclear Energy Furnace
解説
太陽などの恒星の内部で起きている核融合反応を人為的に制御し、発生したエネルギーを利用するための装置である。核融合は一般的には重い原子核を作り、その際比較的大きなエネルギーを放出する反応をいう。現在研究が進められている核融合反応は、重水素(D)と三重水素(T)とを数億度に熱して、プラズマ状態にしてヘリウムへの融合反応を起こさせ、エネルギーを発生させるものである。この方法は、核分裂炉による発電に比べ、ウラン資源の制約がない、放射性廃棄物の量が少なくてすむなど多くの長所があるが、現時点では理論的な可能性にとどまり、実用化は困難である。
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関連Webサイト
- 経済産業省原子力のページ:http://www.atom.meti.go.jp/
- 原子力なんでも相談室:http://www.atomnavi.jp/uketsuke/qa05_67_030302.html