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国際生物多様性年 環境用語

作成日 | 2010.06.10  更新日 | 2015.09.28

国際生物多様性年

コクサイセイブツタヨウセイネン   【英】International Yea of Biodiversity  [略]IYB  

解説

国連で採択・決議された国際年の一つで、2010年を「国際生物多様性年」とするもの。2006年にブラジルのクリチバで開催された生物多様性条約COP8の勧告を受けて、同年の第61回国連総会において決定された。生物多様性条約と「2010年目標」などを周知して生物多様性の重要性についての認識を高め、条約の達成を推進するためのもの。生物多様性を象徴する魚、波、フラミンゴ、大人と子供、および木をデザインしたロゴが発表された。世界各地で生物多様性に関連するイベントが開催され、日本では、同年に名古屋で開催された生物多様性条約COP10にあわせて各地で記念シンポジウムなどが開催された。なお、COP10では、日本による2011-2020年の「国連生物多様性の10年」提案が決議され、2010年12月の国連総会で採択された。また、毎年5月22日は国連による「国際生物多様性の日」として制定されている。(2015年8月改訂)

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