一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

CDM登録簿 環境用語

作成日 | 2007.05.10  更新日 | 2009.10.15

CDM登録簿

シィディエムトウロクボ   【英】CDM Resistry  

解説

CDMプロジェクトを扱う登録簿のこと。CDM理事会によって管理される。

CDMは、京都議定書に基づいて温室効果ガスを削減するための国際的ルールである京都メカニズムの一つで、途上国に先進国(附属書I国)が投資して温室効果ガスの排出量を削減するプロジェクトを実施し、その削減量をクレジットとして獲得できる仕組みのこと。温室効果ガスの排出枠や削減量を企業間・国家間で流通する際に、1クレジット=1トン(二酸化炭素換算)として取り扱われる。CDMにより発生するクレジットを認証排出削減量(CER)と呼び、その発行・保有・移転・途上国による獲得と取消し・償却が、CDM登録簿によって管理される。また、CERは国際取引ログ(ITL)を通じて、各国の国別登録簿に移転される。

なお、クレジットは、その起源によってAAU、RMU、CER、ERUの4つに分類される。国家間・自国内でクレジットの取引等が発生・成立した場合に、国別登録簿システムによりその移転情報を記録し、管理される。

この解説に含まれる環境用語

この環境用語のカテゴリー

関連Webサイト