オルファクトメーター法

空気を希釈して、嗅覚によって臭気濃度を測定するためのいわゆる官能試験法のひとつ。ヨーロッパで用いられている測定法。

希釈装置によって濃度を調整して「におい」を送気する装置を、「オルファクトメータ」という。この装置を用いて「におい」の有無を判定する方法が、「オルファクトメーター法」と呼ばれる。セントメーター法は、この測定法の簡略法である。

これに対して、静的（バッチ式）に希釈空気をつくる方法として、日本で用いられている三点比較式臭袋法などがある。