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阿賀野川水銀汚染 環境用語

作成日 | 2009.10.15  更新日 | 2015.01.23

阿賀野川水銀汚染

アガノガワスイギンオセン   【英】Mercury Contamination in the Agano River  

解説

1964-65年にかけて新潟県阿賀野川下流域においてメチル水銀中毒事件が発生し、患者発生数は1970年までで49人となった。発生原因については、1964年から3カ年にわたって科学技術庁を中心として進められた特別研究をもとに1968年9月に政府見解が出され、主として昭和電工鹿瀬工場の工場排水に含まれたメチル水銀化合物による魚介類の長期継続的汚染がその発生の基盤をなしたものと考えられた。新潟水俣病第一次訴訟の判決は1971年9月に出され、昭和電工の損害賠償責任が確定した。なお、阿賀野川の魚介類の汚染に関しては、1970年度の公害白書において、自然の常態に戻っていると評価されている。

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