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エタノール10%混合ガソリン 環境用語

作成日 | 2009.10.14  更新日 | 2009.10.14

エタノール10%混合ガソリン

エタノール10%コンゴウガソリン   [略]E10  

解説

ガソリンにエタノール(エチルアルコール)を10%混ぜた自動車燃料のことで、カーボンニュートラルバイオマス由来のエタノール(バイオエタノール)を使用した技術が地球温暖化対策として注目されている。

エタノールの混合比率を高めるに従って安全面(燃料系のトラブル)と環境面(排出ガスの悪化)の両面からの検討が必要とされているが、アメリカではすでに1980年代からE10が一般車向けの燃料として流通していることから、基本的には国内向けのE10仕様の自動車を生産することは技術的に可能と考えられている(厳密には、E10に対しても従来のガソリン車の排出ガス規制が適用されたとすると、若干高度な技術が求められる可能性がある)。

E10の普及に向けては、E10仕様の車両を開発し、E10仕様車の導入を開始し、次にE10燃料の供給を開始し、誤給油防止に配慮しながら順次ガソリン、E3からシフトしていくことが想定されている。

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