一般財団法人環境イノベーション情報機構
作成日 | 2009.10.14 更新日 | 2015.01.23
ファクターX
ファクターエックス 【英】factor X
解説
資源生産性(資源の投入量当たりの財・サービスの生産量)を高める、逆にいうと、同一の財やサービスを得るために必要な資源やエネルギーの投入を低減するための指標として提唱されるもの。「X」には、環境効率の倍率を表す数字が入る。
1991年にドイツのヴッパタール研究所(当時)のシュミット=ブレークが提唱したファクター10、1992年にローマクラブが提唱したファクター4が有名。それぞれ、環境効率を4倍・10倍に高めることで、資源生産性の向上と環境負荷軽減を図り、持続可能な社会を実現することを目標としている。