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メタノール車 環境用語

作成日 | 2003.09.12  更新日 | 2009.10.14

メタノール車

メタノールシャ   【英】Methanol Vehicle  [同義]メタノール自動車 

解説

メタノール(メチルアルコール)を燃料にして走る自動車で、従来のディーゼル車と比べると窒素酸化物、粒子状物質などの排出が少ない。低公害車の1つとして、普及政策が展開されている。

メタノールは天然ガスや石炭などから製造出来るので資源量は豊富であり、エネルギーの安定確保政策の面からも有効とされている。ガソリンエンジン、ディーゼルエンジンいずれにも使用でき、前者ではメタノールをそのまま使う方法とガソリンに混ぜて使う方法とがある。

日本では、貨物自動車を中心に普及が進められている。しかし、腐食性が強いのでインジェクターやプラグなどの部品の耐久性向上、始動時のアルデヒド発生の低減などが今後の課題とされている。

2002年度の普及台数は全国で114台であり、近年減少傾向にある。

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