一般財団法人環境イノベーション情報機構
作成日 | 2003.09.12 更新日 | 2009.10.15
南太平洋地域環境計画
ミナミタイヘイヨウチイキカンキョウケイカク 【英】South Pacific Regional Environment Programme [略]SPREP
解説
南太平洋地域の環境保全を目的とした政府間の組織。
SPREPは、22の南太平洋島嶼諸国および地域(アメリカ領サモア、クック諸島、ミクロネシア連邦、フィジー、フランス領ポリネシア、グアム、キリバス、マーシャル諸島、ナウル、ニューカレドニア、ニウエ、北マリアナ諸島、パラオ、パプアニューギニア、ピトケルン島、ソロモン諸島、トケラウ、トンガ、ツバル、バヌアツ、ウォリス・フツナ諸島、西サモア)と、先進4ヶ国(オーストラリア、フランス、ニュージーランド、アメリカ)によって構成されている。
1980年、太平洋の独立国の政府代表によって開かれたSPF(南太平洋フォーラム) と、南太平洋の全ての国と地域の代表によって開かれたSPC(南太平洋会議)の協同イニシアティブとして正式に発足し、1995年には公式かつ法的に独立した政府間組織となった。本部は西サモアの首都アピアにある。
目的は、環境に関連する諸問題に対する南太平洋地域の協力を促進、南太平洋地域で共有されている環境の保護と改善を行うメンバーの支援、現在および将来の世代のための持続可能な発展に向けたメンバーの取り組みの支援である。