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バラスト軌道 環境用語

作成日 | 2003.09.12  更新日 | 2009.10.14

バラスト軌道

バラストキドウ   【英】Ballast Track  

解説

鉄道の線路において古くから使用されている道床で、路盤にバラスト(砕石や砂利)を敷き、枕木で支持する道床である。

枕木からの重圧を効率よく分散させ路盤に伝えるので低振動・低騒音であること、排水が良いこと、建設費が安いこと等の利点が多いが、保守管理に手間がかかるという問題がある。

近年では、弾性バラスト軌道が普及してきている。弾性バラスト軌道は、コンクリート枕木のレール直下部のみに取り付けた弾性材で支持し、高さ調整コンクリートにより固定して、最後にバラストを散布する形態の道床である。バラスト軌道並みの低振動・低騒音を達成でき、軌道の狂いも少なく保守もほとんど不要とされる。

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