一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

パックテスト 環境用語

作成日 | 2003.09.12  更新日 | 2016.10.31

パックテスト

パックテスト   【英】Simplified Water Inspection Products  

解説

もともと排水検査、工程管理、飲料水管理、養殖管理などの業務用として、(株)共立理化学研究所が開発した水質検査キット(商標登録済み)。

1973年の発売以来、その使いやすさから、小学校から大学までの環境教育・環境学習の教材として、また市民の環境測定活動等の簡易ツールとして、酸性雨や水道水、河川の水質調査等の目的で幅広く用いられている。pH、化学的酸素消費量(COD)、残留塩素リン酸やアンモニア測定等、様々な種類が発売されている。

パックテストは、小さなポリエチレン製のチューブの中に調合された試薬が1回分づつ密閉封入されており、一回ごとに使い捨てられる。使用するときにチューブ先端のラインを引き抜き、試験水を吸い込ませる。指定時間後に吸い込んだ水の変色度合いを標準色シートと比較し、同じ色、または似た色をさがして、そこに示された数値から測りたい水質の濃度等がわかるようになっている。

この解説に含まれる環境用語

この環境用語のカテゴリー

関連Webサイト