一般財団法人環境イノベーション情報機構
作成日 | 2003.09.12 更新日 | 2009.10.14
ノールトヴェイク宣言
ノールトヴェイクセンゲン 【英】Noordwijk Declaration
解説
1989年11月に68ヶ国が参加してオランダのノールトヴェイクにおいて開催された「大気汚染と気候変動に関する環境大臣会議」で採択された宣言。
その内容は、(1)温室効果ガス排出の「安定化」の必要性につき世界がはじめて合意し、具体的目標の検討を気候変動に関する政府間パネル(IPCC)で行う、(2)熱帯林減少に歯止めをかけ、21世紀初頭から純増に持ち込むための暫定目標(1200万ヘクタ-ル/年)を示し、その実現につき気候変動に関する政府間パネル(IPCC)で検討すること など、その後の地球温暖化対策にはずみをつけた画期的な宣言として高く評価されている。
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関連Webサイト
- 地球温暖化解説>国際的な取り組み(環境省地球環境局):http://www.env.go.jp/earth/cop3/kanren/kaisetu/19-2.html
- 環境白書:http://www.env.go.jp/policy/hakusyo/honbun.php3?kid=202&bflg=1&serial=7447