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等価騒音レベル 環境用語

作成日 | 2003.09.12  更新日 | 2009.10.14

等価騒音レベル

トウカソウオンレベル   【英】Equivalent Sound Level  [略]Laeq  

解説

時間とともに変動する騒音(非定常音)について、一定期間の平均的な騒音の程度を表す指標のひとつ。

通常、騒音レベルは時間とともに変動するため、その評価にあたっては、一定の測定時間内でこれに等しい平均2乗音圧を与える連続定常音の騒音レベルを使用している。単位はデシベル(dB)である。

連続測定の場合は、測定時間をt2-t1とし、連続的に測定された音圧をpA、基準音圧をp0(=20μPa)とすると、等価騒音レベル(Laeq)は、次式で表される。

 Laeq=10log{1/(t2-t1)∫t2t1(pA2/p02)dt}

また、間欠的にn個の騒音レベルを測定した場合、その測定値をpA1、pA2・・・・pAnとすると、等価騒音レベル(Laeq)は、次式で算定できる。

 Laeq=10log[(10(pA1/10)+10(pA2/10)+...+10(pAn/10))/n]

騒音に係る環境基準は、従来は騒音レベルの中央値(L50)で評価していたが、1998年に「平成10年環境省告示64号」により改正され、1999年4月より等価騒音レベル(Laeq)で評価することになった。

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