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地球温暖化防止行動計画 環境用語

作成日 | 2003.09.12  更新日 | 2017.09.07

地球温暖化防止行動計画

チキュウオンダンカボウシコウドウケイカク   【英】Action Program to Arrest Global Warming (Oct.1990)  

解説

政府が温暖化対策を総合的・計画的に推進していくための方針と今後取り組むべき対策の全体像を明確にした初めての行動計画。当時の環境庁が主導して、1990年10月の「地球環境保全に関する関係閣僚会議」において策定された。
目標として、(1)官民あげての最大限の努力により、行動計画に盛り込まれた広範な対策を実施可能なものから着実に実施し、一人当たりの二酸化炭素排出量について2000年以降概ね1990年レベルでの安定化を図ること、(2)1の諸措置と相まって、太陽光、水素等の新エネルギー二酸化炭素の固定化等の革新的技術開発等が、現在予測される以上に早期に大幅に進展することにより、二酸化炭素排出総量が2000年以降概ね1990年レベルで安定化するよう努めることの2点をあげている。
また、講ずべき対策として、1990年-2010年の20年間に、二酸化炭素排出抑制対策、メタンその他の温室効果ガスの排出抑制対策、科学的調査研究、観測・監視、技術開発及びその普及、普及・啓発、国際協力等広範囲な対策を掲げている。(2015年2月改訂)



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