一般財団法人環境イノベーション情報機構
作成日 | 2003.12.12 更新日 | 2009.10.15
食品排水処理
ショクヒンハイスイショリ
解説
食品排水には多量の有機物を含むため、その排水を河川、海洋に放出すると、水中が富栄養化となり、微生物が活発となり、水中が貧酸素状態になったりする。海洋においては赤潮、青潮をひき起こし、漁業に影響を及ぼすことがある。
このため、食品排水については、濃厚液の場合は蒸発濃縮し、肥飼料化、資源回収、燃焼により処理を行う。また、一般的には、先づ油分が高い時には油分を除去し、次に生物処理を行い、BOD(生物化学的酸素要求量)を減少させる。