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植生自然度 環境用語

作成日 | 2003.09.10  更新日 | 2009.10.14

植生自然度

ショクセイシゼンド   【英】Degree of Human Disturbance of Vegetation  

解説

植生に対する人為の影響の度合いにより、日本の植生を10の類型に区分したもの。1973年に環境庁(当時)が実施した第1回自然環境保全基礎調査植生自然度調査の中で用いられ、自然植生(自然度9(自然林)及び自然度10(自然草原))は国土の約2割を占めるに過ぎないことを初めて明らかにした。ただし植生自然度は高ければ高いほど良いという、単一の価値尺度として捉えるべきものではなく、長年にわたる人と自然とのかかわりあいの中で形作られてきた自然の姿を表す類型区分のひとつとして考えるべきである。

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