飼養鳥

日本には、姿を愛で、鳴き声を楽しむためにメジロ、ホオジロなど野鳥を捕獲し、飼養する慣行がある。これらの鳥類は、特別許可による捕獲が可能である。

しかし、愛玩目的で飼養することは乱獲を助長するおそれがあるため、特別許可により捕獲できる飼養対象種をメジロ、ホオジロに限定している。飼養に際しては、「鳥獣の保護及び狩猟の適正化に関する法律」に基づき、居住地の都道府県知事への飼養許可の登録申請、また個体識別用の足輪の装着を義務づけている。飼養鳥の譲渡の際には、鳥獣飼養許可証を譲るとともに都道府県知事への届け出が必要となる。