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嗅覚測定法 環境用語

作成日 | 2003.09.12  更新日 | 2009.10.14

嗅覚測定法

シュウカクソクテイホウ   【英】Olfactory Measurement  

解説

人の嗅覚によって悪臭を測定する方法のこと。官能試験法のひとつ。気体または水に関係する悪臭の程度を、人の嗅覚で臭気を感じることができなくなるまで、気体または水を希釈して、その希釈の倍数をもとに算出される臭気指数を求めるもの。

悪臭防止法(1971)は、制定当初は特定悪臭物質ごとに濃度を規制する方法をとってきた。しかし、個々の特定悪臭物質濃度は規制値以下であっても、いくつかの物質が混ざりあって人の嗅覚に強く感じられる「複合臭問題」が注目される事例があるところから、1995年に同法が改正され、嗅覚測定法により算出される臭気指数による規制を行なうこととなった。同法では、気体については「三点比較式臭袋法」、また水については「三点比較式フラスコ法」により測定される。

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