一般財団法人環境イノベーション情報機構
作成日 | 2008.04.30 更新日 | 2009.10.14
IPCC第4次評価報告書
アイピーシーシーダイヨジヒョウカホウコクショ 【英】IPCC Fourth Assessment Report [略]AR4
解説
2007年に発表された気候変動に関するIPCCの最新の科学的知見をまとめた報告書。第一部会から第三部会まで個別の報告書が逐次出され、最後に統合報告書が出された。気候変動が人為によって起こされていることはほぼ確実とし、1970年から2004年にかけての34年間で、全温室効果ガスの総排出量が70%増加したこと、これらが今後も増加し続ける傾向にあることを指摘し、2030年までに可能な緩和策の検討とそれにかかる費用を試算している。また、2031年以降については、6つのシナリオを提示し、シナリオごとに温度上昇の幅や影響を提示している。
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関連Webサイト
- IPCC第4次評価報告書について[環境省]:http://www.env.go.jp/earth/ipcc/4th_rep.html
- IPCC:http://www.ipcc.ch/
- EIC:http://www.eic.or.jp/news/?act=view&serial=15920