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ツンドラ 環境用語

作成日 | 2003.09.12  更新日 | 2009.10.14

ツンドラ

ツンドラ   【英】Tundra  [同義]凍原 

解説

地面がほとんど一年中凍結し、岩石のように硬くなっている土地あるいはそのような自然現象をさす概念。凍原とも言われる。夏の間に、表面だけが融けて湿地帯を形成し、蘚苔類地衣類が生育する。アラスカ、カナダ、シベリアの北部など夏も地中の温度が氷点下の地域で見られる。

温暖化が進めば、ツンドラの永久凍土の融けるスピードが加速され、閉じ込められていたメタンが大量に放出される可能性がある。地球温暖化係数の比では、同重量あたりのメタン二酸化炭素の21倍もの温暖化の力を持つ。つまり、永久凍土地帯から大量のメタンが放出されることによって、温暖化がますます加速されてしまうことが懸念されている。

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