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カリキュラム 環境用語

作成日 | 2003.09.12  更新日 | 2009.10.14

カリキュラム

カリキュラム   【英】Curriculum  

解説

学校などの教育機関で行われる教育の目的達成のために計画・構造化された内容および活動の総体を指す。日本における教育課程に相当するが、計画された以外の教育的機能を持つものも潜在的カリキュラムとして含む場合もあるなど、概念的にはより広い。語源は「自分の歩むコース、履歴」を意味するラテン語のクレレ(currere)。

教育用語として初めて登場したのは、大学の教育内容が国王や教会の統制を受けた宗教改革後の16世紀。権力の統制に反発した大学が、定められた教育内容のコースを強制的に走らされるという揶揄をこめて「カリキュラム」と呼んだとされる。

教育実践の場面では、教材を教えるのではなく、教材で教えるなどと強調されることがある。教材(特に教科書)に示された知識や技術の伝達という以上に、それを指導者が研究・解釈したうえで学習者の状況に応じた教授の仕方(カリキュラム・デザイン)を工夫することが重視される。

環境教育においてプログラム・アクティビティと呼ばれるひとまとまりの教育実践は、学校教育におけるカリキュラムや単元にほぼ相当するといえるが、カリキュラムの方が概念的に幅広い。

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