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環境ニュース[国内]

ドイツ 銅、鉄鉱石、ボーシットの採掘場の環境リスクに関する研究を実施

エコビジネス 環境技術】 【掲載日】2023.02.24 【情報源】/2023.02.13 発表

ドイツ連邦環境庁(UBA)は、世界100ヶ所の銅、鉄鉱石、ボーシットの大規模採掘場の環境リスクの可能性に関する研究結果を報告した。
研究は以前の研究プロジェクトで開発された評価方法に基づき実施されたもので、環境リスクのプロファイルがインタラクティブマップの形式で提示されている。ユーザーは自分の関心に合わせ、フィルターやレイヤー機能を用い特定の環境リスクの可能性に関する結果を表示させることができる。
各採掘場に関する一般的な情報(場所、範囲、オペレーター、生産量など)に加え、12個の個別指標に関する詳細な評価結果、国(規制)および民間のガバナンスに関する要約情報などが含まれるファクトシートも採掘場ごとにダウンロードすることが可能となっている。

ドイツでは、サプライチェーン・デューディリジェンス法(LkSG)の施行により2023年1月以降、企業に対し人権尊重と環境保全のためのデューディリジェンス義務が規定されていることから、今回の研究結果がデューディリジェンス監査におけるリスク分析として使用することが期待されている。
【ドイツ連邦環境庁】

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