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環境ニュース[国内]

国連環境計画など、プラスチックごみ削減目標の達成にはさらなる取組が必要と報告

ごみ・リサイクル リサイクル】 【掲載日】2020.11.26 【情報源】/2020.11.05 発表

 国連環境計画UNEP)とエレン・マッカーサー財団は、プラスチックの循環型経済のビジョンを推進する「新プラスチック経済グローバル・コミットメント」の年次進捗報告書を公表した。報告書は、2019年に包装への再生プラスチック材使用が前年比で22%伸びるなどの進捗を明らかにしたが、一方で使い捨て包装全体の需要削減の進捗は限定的である点や、署名企業間で量的目標の達成状況にかなりの差がみられる点を指摘し、2025年目標の達成には取組の加速が必要であると報告した。それらを踏まえ、企業と政府に次の4点を要請している。
 企業への要請
 ・現在リサイクルが不可能な包装材に対し、リサイクルを可能にする信頼できるロードマップの開発・実施、あるいはそういった包装材の使用の断念といった大胆な行動をとる
 ・野心的な削減目標を設定する
 政府への要請
 ・廃棄物の収集・分別に特化した安定的な財源確保の仕組を構築する(拡大生産者責任(EPR)など)
 ・行動の世界的枠組を創出し、循環型経済のビジョンを推進する
国連環境計画

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