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環境ニュース[国内]

アメリカ環境保護庁、地下水汚染防止のため、石炭灰貯留施設に関する取組を発表

水・土壌環境 地下水/土壌汚染】 【掲載日】2022.01.31 【情報源】/2022.01.11 発表

 アメリカ環境保護庁EPA)は、石炭灰(CCR)による地下水汚染を防止するため、地表貯留施設について次の3件の取組を発表した。
 1)地表貯留施設の閉鎖期限延長申請に関する措置案を公表した。
  全米約500ヶ所の遮水工のない地表貯留施設の多くは、2021年4月11日までにCCRの受入を停止し施設の閉鎖を開始するよう法令により義務付けられている。EPAは、57件の閉鎖期限延期申請を受理し記載不備等を除く52件を技術分析した結果、4件について可否判定を提案した。意見公募を経て決定する。判定は、3件は延期を却下し、1件は条件付き承認とした。残る申請の判定も追って提案する。
 2)モニタリングや浄化情報などが不適切・不十分で健康・環境影響が懸念される施設数ヶ所に法令を順守するよう通告した。
 3)今後、石炭灰廃棄について連邦レベルの許認可と放置老朽化施設に関する法令を策定するなど現行規制を強化・改善する。
【アメリカ環境保護庁

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