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環境ニュース[国内]

川崎汽船、東京海洋大学と海洋プラスチックごみの共同研究を開始

地球環境 海洋汚染】 【掲載日】2021.10.20 【情報源】企業/2021.10.01 発表

 川崎汽船株式会社は、国立大学法人東京海洋大学と海洋プラスチックの共同研究を開始する事に合意し、共同研究契約を締結した。
 東京海洋大学は、マイクロプラスチック(5mm以下のプラスチック片)を含む海洋プラスチックごみの浮遊量を世界中の海で調査する等、この分野で研究をリードしてきた。この共同研究を通じて、世界中の多くの海域を航行する当社の運航船をプラスチック片のサンプル採取に活用する事で、海洋プラスチックごみ研究が一層活発化される事が期待される。
 今回の共同研究では、航海中の船舶が、更なる海洋汚染に繋がる可能性を避ける為、特別な装置を取り付けることなく通常行なっている海水の取りこみと濾過の過程で、どの程度のプラスチック片を採取,回収することができるのか、その能力を評価する。まずは,同社の運航船にて航行中に海水取水ラインよりストレーナー(濾し網)でサンプルの採取を行い、そのサンプルから東京海洋大学がプラスチック片を収集し、その材質やサイズ等の分析を行うことで研究を進めていく。

【川崎汽船株式会社】

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