一般財団法人環境イノベーション情報機構
アメリカ環境保護庁、2020年エネルギースター認証製造工場を発表
【地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2021.04.06 【情報源】/2021.03.18 発表
アメリカ環境保護庁(EPA)は、2020年に優れたエネルギー効率を実現した95の製造工場がエネルギースター認証を獲得したと発表した。これらの工場は、エネルギー費用約4億ドル、エネルギー消費量80兆英国熱量単位(BTU)、温室効果ガス排出500万トン超の削減を達成した。産業部門はアメリカの総温室効果ガス排出量の3分の1近くを占めており、製造工場のエネルギー効率は不可欠な脱炭素戦略である。エネルギースター産業プログラムは2006年の発足以来、60億ドル超のエネルギー費用削減と、6500万トン超の温室効果ガス排出削減による大気質改善に寄与してきた。プログラムでは業界別にエネルギーパフォーマンス指標(EPI)を作成し、業界内で上位25%の実績をあげた工場に認証が授与される。現在はセメント、鉄鋼、ガラス、製パンなど20の業界でEPIが設定され、これまでに230超の工場が認証を受けている。【アメリカ環境保護庁】