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環境ニュース[国内]

韓国環境部、関係省庁やソウル市と連携し、ソウル旧市街の4大門の内側で初の水素ステーションを設置

環境一般 まちづくり】 【掲載日】2022.11.01 【情報源】/2022.10.14 発表

 韓国環境部(ME)は2022年10月7日、ソウル市庁西小門庁舎前で水素ステーションの竣工式を行った。旧市街の4大門の内側に設置された初の水素ステーションとなる。
 同施設は設置に関する規制(文化遺産保護区等)に直面したが、対策本部を起ち上げ、中央・地方政府間の連携により課題を解決した。MEは政府支出を支援、文化体育観光部や産業通商資源部による審査等を経て2022年8月に工事が完了した。水素容量は200kg/日(車両40台分)で10月7日に正式に運用を開始するが、初期には100kg/日(車両約25台分)を供給し段階的に引き上げる。同施設を含め、現在ソウル市内に水素ステーションは9ヶ所(充填機13基)あり、11月には国会敷地内に新たに一ヶ所完成の予定。9月30日の時点で全国に水素充填機は196基、水素車は2万6868台ある。
 MEは関係省庁や自治体、企業と連携し、都市部の象徴的な場所での水素ステーション設置を支援している。こうした連携は水素ステーションの社会的受容性や水素車の需要を高めると期待されるという。
【韓国環境部】

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