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環境ニュース[国内]

アメリカ環境保護庁、汚染防止に900万ドル超を助成

環境一般 環境アセスメント】 【掲載日】2022.10.31 【情報源】/2022.10.13 発表

 アメリカ環境保護庁EPA)は、汚染防止(P2)の助成金900万ドル超の交付先として32団体を選定したと発表した。これは、9月に発表された1200万ドルのP2助成金に加えて交付されるもので、超党派インフラ法によるP2プログラムへの1億ドルの拠出からまかなわれる。P2とは発生後ではなく発生前に汚染物質を削減しようとする取組であり、有毒物質への曝露の低減、自然資源の保護、事業者の廃棄物関連コスト削減につながるとされる。交付対象となった州、部族、大学などは、事業者に対してそのための技術的支援を提供していく。ロードアイランド州では州機関がEPA環境正義施設マッピングツールを利用して、不利な条件下にある地域社会の金属関連事業者に汚染物質や廃水の放出削減の技術的支援を提供する。カリフォルニア州ではユロック族が除草剤を用いない侵入種植物の防除に取り組む。選出プロジェクトの多くが、環境正義の問題を抱え、過重な負担に苦しむ地域社会の状況の改善を目的としており、実践を詳細に記録し共有していくという。
【アメリカ環境保護庁

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