一般財団法人環境イノベーション情報機構
欧州化学物質庁、EU廃車規則の発効を踏まえ、自動車に使用される化学物質の安全性評価を開始
【環境行政 その他(環境行政)】 【掲載日】2026.09.01 【情報源】/2026.08.17 発表
欧州化学物質庁(ECHA)は、「自動車設計・廃車管理の循環性要件に関する規則」(ELV規則、廃車規則)の発効を踏まえ、自動車中の化学物質の安全性確保のための作業に着手すると発表した。同規則は、自動車の設計から廃車・中古車輸出まで全ライフサイクルを対象とし、循環性の高い自動車設計を促進、廃車由来のリサイクル原料の利用向上を図る。
回収原料の安全性の確保のため、特定の例外を除き新車とその部品等への特定の有害物質の利用を制限している。
附属書IVで、素材・部品等における鉛・水銀・カドミウム・六価クロムの濃度を制限、低濃度のものや2003年7月1日以前に販売の部品などの例外を定める。
これについて、欧州委員会はECHAに対し、追加・適用除外・変更・削除などの提案、代替物質の評価を求める。
欧州委員会はECHAの提案を得て、2028年2月14日までに報告書を作成、欧州議会・EU理事会の審議に委ねる。
同規則の2028年9月1日の適用開始まで、2000年制定の廃車指令が適用される。
【欧州化学物質庁】