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環境ニュース[海外]

EU、ロシア産ガス輸入の全面禁止に向けた規則が発効へ

エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2026.02.12 【情報源】EU/2026.01.26 発表

EU加盟27ヶ国は、ロシア産天然ガスの輸入を段階的に停止し、2027年秋までに全面禁止とする規則(注)を正式に採択した。

本規則は、EU官報掲載の翌日に発効し、その6週間後に適用開始となるが、既存の輸入契約に対する移行期間が設けられており、最終的な全面禁止措置の適用は、液化天然ガスLNG)が2027年初めから、パイプライン経由の天然ガスが2027年秋からとなる。

本規則には以下の規定も含まれている。
・事前承認:輸入には事前承認が必要であり、加盟国は、承認に先立ってガスの生産国を確認する義務を負う。
・罰則:規則違反の重大さに応じた抑止力のある罰則を定める(個人及び法人に対する罰金について多額の上限額を明記している)。
・多角化計画:加盟国は、ガス供給の多角化措置や想定される課題を示した国家計画を2026年3月1日までに欧州委員会に提出する義務を負う。
・監視:欧州委員会は、EUのエネルギー市場動向を継続的に監視する。また、供給の安全保障上の有事には、輸入禁止を最大4週間差し止めることができる。

(注)この規則は、ロシア産天然ガスの輸入を段階的に停止し、ロシア産石油(原油や石油製品)の輸入停止に向けた準備を進め、潜在的なエネルギー依存に関する監視体制を強化し、関連するEU規則を改正することを目的としている。
なお、欧州委員会は、ロシア産石油の輸入を2027年末までに段階的に停止することを目指した法案を提出予定である。

【EU理事会】

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