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環境ニュース[海外]

気候変動に関する政府間パネル、第6次評価報告書の統合報告書ドラフトの査読者登録を開始

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2022.01.19 【情報源】国際機関/2022.01.03 発表

 気候変動に関する政府間パネル(IPCC)は、第6次評価報告書(AR6)統合報告書の本体及び政策決定者向け要約(SPM)のドラフトについて、査読者の登録を開始した。AR6統合報告書の政府及び専門家による査読は、2022年1月10日から3月20日まで行われる予定で、査読者登録は査読が終わる1週間前の2022年3月13日に締め切られるという。ドラフトの作成には、世界の50人以上の科学者や専門家が携わった。AR6統合報告書は、3つの作業部会による報告書や、第6次評価サイクル内に作成された特別報告書等の内容をふまえた報告書であり、公表に向けた承認は2022年9月になる見通しである。IPCCは、2021年8月に、第1作業部会(WG1)報告書「自然科学的根拠」を公表済みで、この中で気候変動が急速に広がり激化していると指摘する。残る第2作業部会(WG2)報告書「影響・適応・脆弱性」と第3作業部会(WG3)報告書「気候変動の緩和」は、それぞれ2022年2月末と2022年4月初めに公表予定となっている。
気候変動に関する政府間パネル】

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