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環境ニュース[海外]

国際エネルギー機関、スペインのエネルギーシステム移行のための政策をレビュー

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2021.06.14 【情報源】国際機関/2021.05.26 発表

 国際エネルギー機関(IEA)は、スペインのエネルギーシステム移行のための政策をレビューする報告書を発表した。スペインは2050年の気候中立を目指し、排出実質ゼロ達成(電力の100%、全エネルギーミックスの97%を再生可能エネルギーで賄う)という目標を掲げている。報告書によれば、スペインの電力部門における再生可能エネルギーの割合は、2010年の33%から2020年には44%に増加。一方で、全エネルギーミックスの大部分をいまだ化石燃料が占めており、再生可能エネルギーの割合をさらに増加させるには、安定した政策、十分な公的資金、民間投資のためのインセンティブによる支援が必要であるという。同国政府は、製造業や暖房装置用に再生可能エネルギーの利用を推進するとともに、家庭や企業での導入拡大も目指している。また先端バイオ燃料、再生可能ガスや水素の生産支援も行う予定。エネルギーシステムの移行により、新たな雇用機会が生まれると同時に、部門を超えたクリーンなエネルギーシステムの統合がもたらされることになる。
国際エネルギー機関

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