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国連環境計画、2019年に建物からのCO2排出は過去最高を記録と報告

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2021.01.13 【情報源】国連/2020.12.16 発表

 国連環境計画UNEP)は、建物および建設からのCO2排出に関する報告書を公表した。2019年に建物のエネルギー消費は横ばいだったものの、建物のエネルギー関連CO2排出は過去最高の99億5000万トンを記録した。これは、世界のエネルギー関連CO2排出全体の28%に相当し、建設部門の排出も加えると38%になる。排出増の一因は、石炭、石油、従来型バイオマスの直接的な利用から、炭素排出の多い化石燃料に依存する電力利用へ移行したことだという。2050年までに建物からのCO2排出を実質ゼロにするには、2030年までに建物に直接起因するCO2排出を50%、間接的に起因する排出を60%削減する必要があるという。建物のエネルギー効率化への投資や再生可能エネルギー導入などの改善率は、2016年から2019年にかけて半減している。各国はコロナ危機後の景気刺激策で低炭素型の建物に投資を振り向け、国別約束(NDC)に建物の脱炭素化の取組を盛り込む必要があるという。
国連環境計画

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