一般財団法人環境イノベーション情報機構
(仮称)北野沢風力発電事業 更新計画に係る環境影響評価準備書に対する環境大臣意見を提出
【環境一般 環境アセスメント】 【掲載日】2025.03.10 【情報源】環境省/2025.03.07 発表
環境省は、「(仮称)北野沢風力発電事業 更新計画 環境影響評価準備書」(合同会社ユーラスエナジー北野沢)に対する環境大臣意見を経済産業大臣に提出した。この事業は、青森県下北郡東通村において、既設の風力発電設備を全て撤去し、最大で出力 17,200kW、単機出力 4,200〜4,300kW の風力発電設備 4基に建て替えるもの。
環境大臣意見では、
[1]防音・防振対策、工事工程の調整等の環境保全措置を講ずることにより、騒音による環境影響を極力低減するとともに、風車の影に関する事後調査を適切に実施し、環境影響が十分に低減できていないと判断された場合には、追加的な環境保全措置を講ずること
[2]バードストライクに関する事後調査を適切に実施し、事後調査の結果、重要な鳥類に対する重大な影響が認められた場合は、専門家等からの助言を踏まえ、ブレード塗装やシール貼付等の鳥類からの視認性を高める措置、稼働調整等の追加的な環境保全措置を講ずること
等を求めている。
【環境省】