一般財団法人環境イノベーション情報機構
ドイツ、オオカミの生息に関するモニタリング結果を公表
【自然環境 野生動植物】 【掲載日】2024.12.13 【情報源】/2024.11.26 発表
ドイツ連邦自然保護庁(BfN)はドイツ連邦オオカミ記録・相談センター(DBBW)と共同で、2023/2024年(2023年5月1日から2024年4月30日まで)のオオカミの生息に関するモニタリング結果を公表した。これによると、国内には209の群れ、46組のペア、および19頭の単独の個体が確認されているという。2022/2023年のモニタリング年度では、185群の群れ、58組のペア、22頭の個体が確認されており、以前と比較するとオオカミの生息空間の増加は緩やかになっていることが示されている。
ドイツでは、2016年、各州の要請により連邦政府により、「ドイツ連邦オオカミ情報提供・相談センター(DBBW)」が、設立された。
DBBWは、連邦および州の自然保護機関に対し、オオカミに関するすべての課題について助言を行い、一般向けに情報の提供を行っている。
また、毎年秋にオオカミの生息に関する1年間のモニタリング結果を公表している。
【ドイツ連邦自然保護庁】