ドイツ、自然気候保護行動プログラムの枠組みで汚泥地保護への助成を開始

【自然環境 その他(自然環境)】 【掲載日】2024.09.20 【情報源】／2024.09.05 発表

ドイツ連邦環境省（BMUV）は泥炭地保護を目的とした 2件 の助成ガイドラインを公表した。
これらは自然気候保護行動プログラムの一部であり、2028年まで総額 35億ユーロ の資金が用意されている。

ガイドライン「泥炭地の再湿潤化対策の情報、活性化、制御および支援」（FRL InAWi）は、個々の泥炭地における永続的かつ広範な再湿潤化対策を体系的かつ協調的に実施し、必要な転換プロセスを提供し、実行するための条件創出を目的としている。
ガイドライン「1000 Moore」は「FRL InAWi」と連携するものであり、農業や林業に使用されていない自然保護上重要な小規模な泥炭地を対象としており、永続的かつ大規模な再湿潤化に加え泥炭地特有の多様性の支援を目的としている。
さらに、これら 2件 のガイドラインに加え、農業および林業に使用される泥炭地の再湿潤化と再湿化地域の管理を支援するための包括的な助成ガイドラインが 2024年末 までに策定される予定である。

連邦環境省は、これにより汚泥地保護に関する様々な条件を考慮した柔軟な資金提供システムが実現するとしている。

【ドイツ連邦環境省】