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環境ニュース[海外]

アメリカ環境保護庁、部族社会の水質保全のための基準案を発表

水・土壌環境 水質汚濁】 【掲載日】2023.05.23 【情報源】アメリカ/2023.05.03 発表

アメリカ環境保護庁EPA)は、水質浄化法(CWA)に基づく水質基準を持たない部族が暮らすインディアン居留地内の水域を対象とした、連邦の基本水質基準案を発表した。これまで全州と47の部族ではCWAの目標に合致した基準が策定されてきたが、インディアン居留地内の部族の大部分は水質基準を持たない。今回の提案により、国の他の水域に対するものと同等の水質保護の枠組が250超の部族の水域にも拡大され、居留地内の7万6,000マイルの河川と190万エーカーの湖・貯水池などが対象となり、部族自身の基準が策定されるまでの間、50万人超の生活と貴重な水生生態系が保護される。
基本基準では、
1)漁業、水浴など利用目的の指定
2)利用目的に沿った汚染物質量の上限
3)水質を劣化から守る政策
が示され、それぞれの地域に最適な保護策を調整できるよう、一定の柔軟性が組み込まれるという。
【アメリカ環境保護庁

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