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環境ニュース[海外]

欧州議会とEU理事会、エネルギー効率化指令改正案について暫定合意

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2023.03.28 【情報源】EU/2023.03.10 発表

欧州委員会は、欧州議会とEU理事会がエネルギー効率化指令改正案について暫定合意したと発表した。
EUは、2030年までに最終エネルギー消費を2020年の予測値に対し11.7%削減する。最終エネルギー消費は石油7億6300万トン分、一次エネルギー消費は石油9億9300万トン分の節減となる。
最終エネルギー消費目標は義務的ではあるが、EU加盟国合わせての一括目標で、個別に加盟国を拘束するものではなく各国は目標へ向けて取り組む。
一次エネルギー消費目標は指標値とされる。
公的部門の責任が拡大され、年1.9%の節減、調達・建物・業務のエネルギー効率化が義務となった。
エネルギー大量消費企業に対し、エネルギーマネジメントシステム導入が義務とされ、大規模データセンターにはエネルギー効率化の報告義務が課せられる。
エネルギー貧困が定義され、各国は、必要なエネルギーを利用できない人々、低所得層、福祉施設の住民などを優先した対策を実施しなければならない。
指令案は、欧州議会とEU理事会の正式採択ののち公布される。
【欧州委員会】

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