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環境ニュース[国内]

SATOYAMAイニシアティブ推進プログラム(COMDEKS)フェーズ4を実施

自然環境 身近な自然の保全】 【掲載日】2022.12.19 【情報源】環境省/2022.12.17 発表

環境省は、生物多様性条約第15回締約国会議(COP15)第二部において、「SATOYAMAイニシアティブ推進プログラム」(Community Development and Knowledge Management for the Satoyama Initiative、略称:COMDEKS(コムデックス)のフェーズ4の実施を発表した。

COMDEKSは、UNDPを実施機関とし、環境省、経団連自然保護協議会、CBD事務局、国連大学(UNU)と連携して、SATOYAMAイニシアティブの長期目標(ビジョン)の「自然共生社会」を実現すべく、地域コミュニティによる社会生態学的生産ランドスケープ(二次的自然環境)の維持・再構築のための現地活動を支援するとともにその現地活動の成果に関する知見を集約・発信していく事業。

効果的かつ敏速に草の根の非政府組織や地域に根ざした市民団体に、直接小規模無償資金供与を行い、SATOYAMAイニシアティブのコンセプトに基づく現場型パイロット事業を支援していく。

フェーズ4では、ポスト2020生物多様性枠組の実施に向け、途上国における生物多様性の持続可能な利用を更に支援し、とりわけOECM(保護地域以外で生物多様性保全に資する地域)を含む30by30目標や「自然を活用した解決策」を推進し、SDGsへの貢献を目指す。

事業予定期間は6年間を想定。対象国は今後検討していく。

COMDEKSは、これまで累積で世界20ヵ国の216の地域コミュニティが主導するプロジェクトを支援し、多様なコミュニティの参加による地域の土地利用計画の策定と実行、地域の食料安全保障や生計機会の向上等の優良事例を生み出している。

【環境省】

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