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環境ニュース[国内]

(仮称)いすみ市沖洋上風力発電事業に係る計画段階環境配慮書に対する環境大臣意見を提出

環境一般 環境アセスメント】 【掲載日】2022.11.21 【情報源】環境省/2022.11.18 発表

 環境省は、「(仮称)いすみ市沖洋上風力発電事業に係る計画段階環境配慮書」(三井物産株式会社、RWE Renewables Japan 合同会社、大阪ガス株式会社及びK&Oエナジーグループ株式会社)に対する環境大臣意見を経済産業大臣に提出した。
 
 この事業は、千葉県いすみ市沖において、最大で出力495,000kW(単機出力12,000〜15,000kW級×33〜42基)の風力発電所を設置するもの。

 環境大臣意見では、
 (1)想定区域の周辺は、「生物多様性の観点から重要度の高い海域」に抽出されており、また、藻場が分布していることから、工事中における水の濁り等による藻場や海生生物等への影響について、専門家等の助言を踏まえ、適切な調査、予測及び評価を行うこと。また、その結果を踏まえ、藻場等の改変を回避又は極力低減するとともに、環境保全措置を講ずることにより藻場や海生生物等への影響を回避又は極力低減すること。
 (2)想定区域の周辺には、自然公園法に基づき指定された南房総国定公園が存在している。当該国定公園には、主要な眺望点である「和泉浦園地」、「日在園地」等が存在することから、眺望景観への影響を回避又は極力低減するため、主要な眺望点から最大限離隔距離をとる等の措置を講ずること。さらに、事業計画の具体化並びに調査、予測及び評価に当たっては、当該国定公園の管理者、地方公共団体その他の関係機関、地域住民等の意見を踏まえること。
 等を求めている。

【環境省】

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