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環境ニュース[国内]

日本郵船、NBAsia保有のメタノール船2隻がシンガポール海事港湾庁よりGreen Ship Certificate Awardを受賞

エコビジネス その他(エコビジネス)】 【掲載日】2022.12.02 【情報源】企業/2022.11.18 発表

 日本郵船株式会社グループのNYK Bulkship(Asia)社が保有するメタノール専用船「SEYMOUR SUN」(シーモア・サン)と「GROUSE SUN」(グロース・サン)は、シンガポール海事港湾庁(Maritime and Port Authority of Singapore:MPA)が主催する「Singapore Registry of Ships(SRS) Forum 2022」において、「Green Ship Certificate Award」を受賞した。

 「SRS Forum 2022」は、MPAが毎年開催しているフォーラムで、シンガポール船籍登録機関であるSRSに登録しているシンガポール籍船4,400隻のうち、優れたエネルギー効率設計指標(EEDI)を持つ船舶が表彰される。

 このほど表彰された2隻は、重油だけでなく環境負荷の低いメタノールも燃料として使用できる二元燃料エンジン搭載船。さらに、メタノールを燃料として航行する際に、メタノールに水を加えて燃焼時の温度を下げることでNOx(窒素酸化物)の生成を抑える新技術を採用している。これにより、従来必要とされていた排ガス再循環システム(EGR)や選択式触媒還元脱硝装置(SCR)などの設備を本船に搭載することなく、IMO(国際海事機関)が定めるNOx3次排出規制に対応し、環境にやさしい輸送に貢献する。
【日本郵船株式会社】

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